チャンネルコンテンツ

乳酸菌 ビフィズス菌 腸内環境

にゅうさん子にゅうさん子

乳酸菌はヨーグルト、チーズなどの乳製品によってとても身近に感じますが、実は知らないことがたくさんありますね。

博士博士

そうだね、細菌というと体外から侵入するものという固定観念があるんだけど、

人間の腸内には多くの細菌が生息しその種類は数百種類、その数は100兆個以上といわれ、ヒトの健康を左右するんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

生き物って酸素が無いと生きていけないと思うんだけど、酸素の無い体内では腸内細菌は酸素はどうしてるのかしら?

博士博士

腸内は酸素が事実上存在しない環境であるため、腸内菌フローラの細菌群は酸素を必要としない嫌気性菌が多いとされるんだ。

にゅうさん子にゅうさん子

乳酸菌が体に良いっていうのはわかるんだけど、食中毒などお腹をこわす原因も細菌なんでしょ?

博士博士

腸内細菌はその働きにより乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌、ウェルシュ菌や大腸菌の毒性株の悪玉菌、どちらにも属さない日和見菌に分類されるんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

へーそうなんですね。良い菌や悪い菌はお腹の中で何をしているのかしら?

博士博士

腸内の善玉菌が悪玉菌を抑えて、腸内フローラが良い環境を維持していると、人間は健康でいられんだけど、悪玉菌が増えると、腸内腐敗が促進し、アンモニア、インドール、フェノールなどの有害物質や細菌毒素が産生されるんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

お腹の中は見えないので、自分の腸内フローラがどうなっているかわかりませんね。

どんなことをすると悪玉菌が増えるのかしら?

博士博士

腸内フローラは様々な原因で悪化し、偏った食事、食べすぎ、飲みすぎ、抗生物質など薬剤の経口投与、ストレス、過労、病原菌感染、加齢などによって、腸内の善玉菌が減少し、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増加するんだよ。

腸内フローラを良好な状態に保つために善玉菌を増やす食事が大切で、善玉菌の摂取とともにオリゴ糖など善玉菌を増やす栄養素を摂取する事が大切なんだよ。

プロバイオティクスの考え方

にゅうさん子にゅうさん子

腸内フローラが大切なのはわかったけど具体的にはどうすれば良いのでしょうか?

博士博士

プロバイオティクスって言葉は知っているかい?

にゅうさん子にゅうさん子

聞いたことはあるけど詳しくは知りません。

博士博士

人類の細菌へのアプローチとして、殺菌をして体を守るアンチバイオティクス(抗生物質)に対して、人体に良い菌を積極的に摂取して体を守る概念として生まれた概念が、プロバイオティクスというんだ。

プロバイオティクスは腸内菌叢のバランスを改善することにより人体に有益な保健効果をもたらす生きた微生物と定義されていたが、最近は人体に保健効果を示す生きた微生物とそれを含む食品と拡大した定義が一般的だね。

にゅうさん子にゅうさん子

どのような食品を指すのでしょうか?

博士博士

プロバイオティクスとして用いられる有用微生物は、つぎの条件を具えていなければならないんだよ。

①もともと宿主と共生関係のある常在微生物であること

②胃酸や胆汁酸などに負けない菌であること

③消化管下部で増殖可能なこと

④便性改善、腸内菌叢のバランス改善および腸管内腐敗物質の低減などの有効効果を発揮すること

⑤抗菌性物質の産生や病原細菌の抑制作用を有すること

⑥食品でも医薬品としても安全性が高いこと

プロバイオティクスとして用いられる善玉菌のみでなく、菌体成分や代謝産物の作用によって発揮されるものも含めて人間の健康を維持し増強することが期待できるんだよ。

プロバイオティクスがヒトの免疫力を高めて、病原細菌やウイルスの感染を防御し、また発癌やアレルギーを予防する効果について特に活発な研究が行われています。

プレバイオティクス

にゅうさん子にゅうさん子

腸内フローラを良くするには、善玉菌をたくさん採れってことですね

博士博士

そうなんだけど、それだけでは十分ではないんだ。摂取した善玉菌は体内には1週間位しか滞在できないんだ。

にゅうさん子にゅうさん子

えー!たくさんとっても、次から次へと出て行ってしまうの?

博士博士

そこで必要なのがもう一つの概念がプレバイオティクスっていうんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

さっきがプロで、今回はプレ?

博士博士

そう、プレバイオティクスは大腸内の特定の細菌の増殖を促し、人体に有利な影響を与え、人体の健康を改善する難消化性食品成分と定義されるんだ。

つまりは、プロバイオティクスに該当する腸内細菌の増殖を助ける成分を指すんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

初めて知りました、どんな食べ物がそうなの?

博士博士

条件としては、

1:消化管上部で加水分解、吸収されない。

2:大腸の有益な細菌(ビフィズス菌等)の増殖を促進し、または代謝を活性化する。

3:大腸の腸内細菌叢(フローラ)を健康的な構成に都合の良いように改変できる。

4:宿主の健康に有益な全身的な効果を誘導する。

具体的には、食物繊維やオリゴ糖がその成分にあたるんだよ。

サプリで摂るメリット

にゅうさん子にゅうさん子

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の摂取は通常の食品でも摂れますがサプリメントが人気な理由は何故なのでしょうか?

生きたまま腸まで届く

博士博士

通常の食品に含まれる善玉菌は胃酸に弱く、食べ物などから摂取しても殆どが死滅してしまうんだ。

耐熱性、耐酸性の乳酸菌やビフィズス菌を選んだサプリメントならば、生きて腸まで届く善玉菌を摂取することからサプリが理想的なんだよ。

にゅうさん子にゅうさん子

なるほど、でもサプリも種類がたくさんあって選べないかも

博士博士

選び方としては、「胃酸や熱に強い善玉菌」が含まれてるものを選ぶようにしよう。

・有胞子性乳酸菌・・・過酷な環境では胞子に包まれ、増殖し易い環境になると活動を始める強い菌。

・ビフィズス菌・・・腸内の常在菌なので生きて腸まで届くことが出来る。

・植物性乳酸菌・・・過酷な環境に存在する乳酸菌なので腸の中で生き延びる。

乳酸菌は死んだものでも菌体成分が有益な為健康に良いんだけど、死んでいるため腸内で増えなかったりするので、生きた乳酸菌の方が効果は高いからね。

その他のメリット

にゅうさん子にゅうさん子

その他にもメリットってありますか?

乳製品が体質に合わない人でも摂取しやすい

博士博士

乳不耐症など、体質的に乳糖を分解出来ない乳製品を摂れない人や、ヨーグルトや牛乳の味が苦手な人もサプリメントならば善団菌を摂取できるよね。

保存や持ち運びに適している

博士博士

サプリメントは消費期限が長いので、購入してとっておき好きな時に摂取できるし、常温保存でき持ち運びもできるので、場所や時間を選ばないところも続けるコツだよね。

カロリーが低く、摂取効率が良い

博士博士

整腸作用を期待して1日数十億個の量の乳酸菌やビフィズス菌を一般的なヨーグルトから摂取しようとすると、毎日200~500gも食べなければならないでしょ?。

この量をヨーグルトなどで食べると糖分やカロリーも高くなり、肥満や糖尿病などが心配になるけど、サプリメントなら、少ないカロリーで大量の善玉菌を摂取できるので効率的なんだよ。

また、乳酸菌やビフィズス菌の増殖を助ける成分を配合したものが多く、善玉菌を腸内でもサポートするので一石二鳥だね。

参照:乳酸菌サプリ・・・効果的な使用方法や注意点など、乳酸菌の特性を生かした使用方法を紹介しています。

新着記事